法人名「天佑」は、“天の助け”、“神さまのおかげ”などという意味です。私自身は無宗教な人間ですが、さまざまなご縁や幸運が重なり、この事業がはじまりました。
自らが与えられた恩恵を、ご利用者の方々、そのご家族、働くスタッフ、そしてこの地域へ還元して参りたいと思います。私自身、医療に関する仕事に携わるなかで、終末期を迎える高齢者の対応に関しては、考えさせられることばかりでした。やはり、治療の場と生活の場は分けなくてはなりません。
「アンミッコ」はイタリア語で“ウィンク”（小さな光）を意味しており、ご利用者の方々とスタッフがウィンクひとつで通じ合えるような、心の通う温かなホームにしたい という思いを込めて名付けました。人生の最後まで、ご高齢者の方々が豊かに過ごしていただける場所、笑顔で過ごせる場所、ご家族にも喜んでいただける場所であり、働くスタッフひとりひとりがやりがいや、誇りを持って働ける場所としていきたいと思います。医療においては、“EBM（エビデンス・ベイスド・メディシン）”、いわゆる科学的根拠に基づいた診療が実践されつつあります。
これからは介護においても、科学的根拠に基づいたケアが必要であると考えます。当法人では、身体のメカニズムや高齢者特有の疾患などを理解し、プロフェッショナルな介護を提供いたします。
そして生活される方々の笑顔が見られるよう、家庭にいるような気持で暮らしていただけるように、温かい心遣いを心がけて参ります。
